unknown

フィクションであれ

20221106

もうすぐ6日も終わるのに6日と題目して何もない日の日記を書こう。

2日の日記にこんなことを書いてた。

「あれからフィッシュマンズの「いかれたBABY」は聴いていないし、銀杏BOYZも聴いていない。多分聴けるのに。私は彼にカネコアヤノを植え付けることには成功したようだし、私とのアルバムを全部聴いたら連絡をするという約束を果たさないために一生カネコアヤノを全部聴けない呪いをかけたことにもなる。果たしそうでもあるけど。そういうところが大人はずるい。総じて、私は若かったのだなと思う。どうにもなれない。仕方なく私は彼にとって21の大学3年生だよ。」

失恋以降、ホルモンバランスの関係もあるが、ああなんと大したことのない私、みたいな気持ちがずっとある。私って特出したところがない。選ばれなかった私だからだろうか。これがひどくなると、道を歩いていても誰の目にもとまらない私、生きていて誰の目にもとまらない私みたいなことを言い出すので面倒だ。こういう話を書いているとTaitanさんが必要以上に露悪的なものには惹かれないとおっしゃってたのが思い出される。これは露悪的というかなにより露出なのだけど、こういう部分は人によれば恥部なのかしら。私にとっても恥部なのか。吐露を許してほしい。

寒くなってくると寂しくなるかなと思ったけど、今の私はついこの間まで機能していたある一部が機能しなくなり、多分、今までより世界の彩度も解像度も低い。いつかの私は何をも綺麗だと思わなくても私は私を好きでいると、半ば祈りのように宣誓したけど、今はもう好きとか嫌いとかではない。私は私で生きるしかなく、何かに対しての自分に正当性を見出しているしか術がなく、もう疲れたなあ。きっと生理前だ。煙草を吸って、コーヒーを飲んでお酒を飲んでやり過ごそう。